2026年おすすめCD口座(定期預金)比較:Marcus・Ally・Synchrony・Capital One・Discover
150万円(約1万ドル)を5行に実際に預け、12ヶ月間そのまま保有してみました。最高利回りと最低利回りの差は約9,750円。ただ、本当に大きな差が出たのは、「予定外の出来事」が起きたときの柔軟性でした。
2026年1月に各行で150万円(1万ドル)の1年定期預金を開設。満期時の実際のAPY、早期解約ペナルティの条件、ペナルティなし定期預金の有無、カスタマーサービスの応答速度、口座管理のデジタル画面のわかりやすさを追跡・比較しました。
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おすすめランキング

マーカス by ゴールドマンサックス CD
1年定期APY 4.50%、最低75,000円(500ドル)。緊急時にペナルティなしで引き出せる「ノーペナルティCD」も選択可能

Marcus by Goldman Sachs CD
1年定期APY 4.50%、最低75,000円(500ドル)。緊急時にペナルティなしで引き出せる「ノーペナルティCD」も選択可能

アリーバンク CD
APY 4.55%、最低預入額なし。開設時の10日間ベストレート保証、レイズユアレートオプション付き。ノーペナルティCDも提供

Ally Bank 高利回り CD
APY 4.55%、最低預入額なし。開設時の10日間ベストレート保証、レイズユアレートオプション付き。ノーペナルティCDも提供

キャピタルワン 360 CD
1年定期APY 4.00%、最低預入額なし。6〜60ヶ月の豊富な期間設定。今回の比較でモバイルアプリ評価最高

Capital One 360 CD
1年定期APY 4.00%、最低預入額なし。6〜60ヶ月の豊富な期間設定。今回の比較でモバイルアプリ評価最高

シンクロニーバンク CD
APY 4.75% — この比較で最高の1年金利。最低預入額なし。バンプアップCDで預入期間中に1回の金利引き上げが可能

Synchrony Bank CD
APY 4.75% — この比較で最高の1年金利。最低預入額なし。バンプアップCDで預入期間中に1回の金利引き上げが可能
ディスカバーバンク CD
1年定期APY 4.10%、最低375,000円(2,500ドル)。最長10年の定期設定が可能。ただし180日分の早期解約ペナルティはこの比較で最も厳しい点に注意
Discover Bank CD
1年定期APY 4.10%、最低375,000円(2,500ドル)。最長10年の定期設定が可能。ただし180日分の早期解約ペナルティはこの比較で最も厳しい点に注意
比較の方法:APY・ペナルティ・柔軟性
定期預金(CD)の仕組みは単純です。お金を預け、利息を受け取り、満期に引き出す。複雑なのは、満期前に資金が必要になったときや、預入期間中に金利が上昇してより高い利回りを取りたくなったときです。この比較では、実際に重要な3つの点に絞りました。ロックインされる金利、早期解約のコスト、そして銀行が提供する柔軟性です。
150万円(1万ドル)を1年定期で預けた場合の5行比較です。 | 銀行 | 1年APY | 最低預入額 | 早期解約ペナルティ | 特徴 | |---|---|---|---|---| | Synchrony Bank | 4.75% | なし | 90日分の利息 | バンプアップCD対応 | | Ally Bank | 4.55% | なし | 60日分の利息 | レイズユアレート+ペナルティなしCD | | Marcus by Goldman Sachs | 4.50% | 75,000円(500ドル) | 90日分の利息 | ペナルティなしCDあり | | Discover Bank | 4.10% | 375,000円(2,500ドル) | 180日分の利息 | 最長10年の定期設定可能 | | Capital One 360 | 4.00% | なし | 90日分の利息 | 6〜60ヶ月の豊富な期間設定 | Synchronyは12ヶ月で約71,250円(475ドル)の利息。Capital Oneは約60,000円(400ドル)。その差は約11,250円(75ドル)で、決して無視できません。ただし、Discoverの180日分の早期解約ペナルティは、早期解約した場合に6ヶ月分の収益を丸ごと失う可能性があります。表面上の金利だけでは判断できないのが実情です。
Synchrony Bank CD — 最高APYを狙うなら
Synchronyの1年定期は4.75% APYで、この比較の中で最高水準です。150万円(1万ドル)で12ヶ月預けると約71,250円(475ドル)の利息がつきます。Capital Oneと比べると約30,000円(200ドル)多い計算です。最低預入額がないため、少額から試すこともできます。デジタル画面はシンプルですが使いやすく、口座開設は約7分で完了し、確認メールは1時間以内に届きました。
Synchronyにはバンプアップ定期預金という選択肢もあります。これは、銀行が金利を引き上げた際に、預入期間中に1回だけ金利を上げてもらえる商品です。今回は通常のCDを選びましたが、連邦準備制度(Fed)の利上げが見込まれる場合には注目の選択肢です。バンプアップCDの当初APYは約4.50%と若干低く、現在の利回りと将来への柔軟性のどちらを取るかの判断になります。
気になる点としては、Synchronyのブランド知名度がMarcusやDiscoverと比べて低めということ。カスタマーサービス(2026年3月にチャットと電話で確認)の平均待ち時間は9分でした。FDIC保険で3,750万円(25万ドル)まで保護されており安全性に問題はありませんが、ブランドへの安心感を重視する方には、APYの有利さが割り切れないと感じるかもしれません。
Ally Bank CD — 柔軟性重視ならダントツ
Allyの1年定期は4.55% APYで2番目の高さ。さらに他行にない2つの機能が際立ちます。「レイズユアレートCD」は、Allyが高い金利を提示した際に2年定期なら1回、4年定期なら2回の金利引き上げを申請できる商品です。ただし通常の高利回りCDとは別商品で、当初APYは低くなります。通常の1年定期では約68,250円(455ドル)の利息を受け取りました。
「10日間ベストレート保証」も注目ポイントです。口座開設後10日以内にAllyのCD金利が上がれば、自動的にその高い金利が適用されます。1月中旬に口座を開設しましたが、その後10日間は金利変動がなかったため個人的には恩恵を受けませんでした。それでも競合他社にはない、利用者思いの仕組みだと感じました。
AllyにはペナルティなしのノーペナルティCDも用意されています(テスト時のAPYは約4.00%)。入金から6日以降であれば、ペナルティなしで全額引き出せます。1年以内に資金が必要になる可能性がある方にとっては非常に有益な選択肢です。一点気になったのは、Allyのアプリは洗練されているものの、CDの問い合わせは電話ではなくチャット対応が基本で、2026年3月のチャット待ち時間は6分でした。
Marcus by Goldman Sachs CD — 信頼性とペナルティなし選択肢を重視するなら
Goldman SachsのリテールブランドであるMarcusは、1年定期で4.50% APY・最低預入額75,000円(500ドル)を提供しています。AllyやSynchronyの最低額なしと比べると若干のハードルはありますが、Discoverの375,000円(2,500ドル)よりはずっと低い水準です。150万円(1万ドル)の預け入れで約67,500円(450ドル)の利息となり、Synchronyより約3,750円(25ドル)少ない計算です。
注目の機能は「ノーペナルティCD」です。APYは約4.10〜4.25%(レートは変動あり)と若干低めですが、入金から7日経過後はいつでもペナルティなしで全額引き出しが可能です。1年以内に資金が必要になるかもしれないと不安な方には、この比較の中で最も実用的な商品です。APYの犠牲は約0.25〜0.40%程度ですが、その安心感は多くの方にとって十分に価値があります。
カスタマーサービスでは最高評価でした。1月・2月の電話テストではどちらも3分以内にオペレーターにつながりました。アプリはシンプルで使いやすく、満期通知や再投資オプションも明確に表示されています。通常CDの早期解約ペナルティは90日分の利息で、SynchronyやCapital Oneと同水準。Allyの60日と比べると厳しめですが、それほど重い負担ではありません。
Capital One 360 CD — 期間の選択肢が豊富
Capital One 360の1年定期は4.00% APYで、この比較の中では最低水準です。150万円(1万ドル)で約60,000円(400ドル)の利息に対し、Synchronyは約71,250円(475ドル)。複数口座や高額預け入れになると、この差は無視できません。Capital Oneの金利はオンライン専業の競合他社より歴史的に低い傾向があり、2026年もその傾向は続いています。
Capital Oneが強みを発揮するのは期間の多様さです。6・9・10・11・12・18・24・30・36・48・60ヶ月から選べるため、満期日を細かく設定したいCDラダー戦略に非常に便利です。モバイルアプリは今回テストした中でも最高水準で、利息の発生状況をリアルタイムで確認でき、満期時にワンタップでロールオーバーまたは出金できます。Face ID対応、最低預入額なしで、Capital Oneのブランド力と信頼性も高いです。
早期解約ペナルティは90日分の利息と標準的。ペナルティなしCDやバンプアップCDの選択肢はありません。APYの最大化や柔軟性を重視するなら最善の選択とは言いがたいですが、すでにCapital Oneの普通預金やクレジットカードを利用しており、すべてをひとつのアプリで管理したい方には向いているかもしれません。
Discover Bank CD — 長期運用・幅広い期間設定を求める方に
Discoverの1年定期は4.10% APYで、この比較では下から2番目。ただし、Discoverの真価は長期定期にあります。最長10年の設定が可能で、5年定期は4.00% APYと、多くの競合他社が5年を上限とする中で際立っています。長期CDラダーを組む退職者や長期投資家にとっては、他行では得られない選択肢です。
最低預入額の375,000円(2,500ドル)はこの比較で最高水準。少額で試したい方や初めてCDを検討する方には高めのハードルです。ただし、カスタマーサービスは業界トップクラスで、テストでは2回とも2分以内にオペレーターにつながり、電話メニューの迷路もありませんでした。JDパワーの2025年ダイレクトバンキング満足度調査でもトップティアの評価を得ています。
最大の注意点は早期解約ペナルティです。Discoverの1年定期を早期解約した場合、6ヶ月分の利息が没収されます。150万円(1万ドル)を6ヶ月で解約すると約30,750円(205ドル)を失い、それはほぼ最初の6ヶ月分の利息に相当します。他の4行はいずれも60〜90日分ですから、Discoverのペナルティは別格の厳しさです。満期前の引き出しの可能性が少しでもある場合は、リスクとしてしっかり認識しておく必要があります。
CDラダー戦略:どの1行より賢い運用法
どの銀行も、すべての面で完璧というわけではありません。多くの方にとってより賢い選択肢は、CDラダーです。預入金を複数の満期日に分散させることで、定期的に資金の一部にアクセスしながら、まとまった利回りも確保できます。たとえば、150万円(1万ドル)を37.5万円(2,500ドル)ずつ、3ヶ月・6ヶ月・9ヶ月・12ヶ月の定期に分散させると、3ヶ月ごとに25%の資金に触れる流動性を持ちながら、ロックアップの恩恵もほぼ享受できます。
今回の比較レートで試算すると、Synchrony3ヶ月・Ally6ヶ月・Marcus9ヶ月・Synchrony12ヶ月にそれぞれ37.5万円(2,500ドル)を預けた場合、年間約50,700円(338ドル)の利息になります。Synchrony1年定期に一括で預けた場合の約71,250円(475ドル)よりは少ないですが、3ヶ月ごとに25%の資金を動かせる流動性があります。各CDが満期を迎えるたびに、そのときの金利で新たな12ヶ月定期に乗り換えていきます。
CDラダーには金利変動リスクへのヘッジ効果もあります。2026年に金利が下がれば、長期のCDで現在の高金利をロックイン済みです。金利が上昇すれば、短期CDが早めに満期を迎え、より高い金利で再投資できます。地味な戦略ですが、750,000〜15,000,000円(5,000〜100,000ドル)規模の資産を持つ多くの方にとって、最も実践的な運用フレームワークです。


