リップライナーおすすめ2026:5本を徹底テスト&ランキング
良いリップライナーには2つの役割がある。リップカラーが口周りに滲むのを防ぐこと、そして唇の輪郭を思い通りに整えること。描くたびに引っかかったり、1時間でにじんでしまうものでは意味がない。今回は6ドルのドラッグストア品から2,500円超の人気製品まで、実際の価格帯と性能の幅を網羅した5本を選んだ。
各ライナーを1日フル着用し、マットリキッド・クリームリップ・素唇という3パターンの口紅と組み合わせて評価。先端の維持力、コーヒーカップへの転写、食事後のラインの保ちを基準に採点した。
おすすめランキング

シャーロット・ティルバリー リップチート リップライナー
リップチートのピロートークは社会現象になったが、処方自体がその評判を独自に支えている。クリーミーすぎず乾燥しすぎない質感は一度塗りでムラなく発色し、乾燥した部分でも引っかからない。マットリップの上から8時間後も輪郭が残っていた。幅広い肌色に対応したヌードシェードのラインナップも、多くのブランドが苦手な領域をカバーしている。
おすすめポイント
- ✓引っかかりなくするりと描ける質感
- ✓ライナーとしてもリップベースとしても使える
- ✓幅広い肌色に対応したヌードシェード
がっかりポイント
- ✗削りが必要なわりに高価
- ✗CTカウンターまたはセフォラでしか購入できない

NYX プロフェッショナル メイクアップ スリムリップペンシル
NYXスリムはシャーロット・ティルバリーより乾燥気味の質感を持つ繰り出し式ライナーだが、その乾燥感こそが長持ちの秘訣だ。コーヒー、ランチ、また一杯のコーヒーを経ても、輪郭から滲む気配はなかった。価格帯を考えると発色も十分で、削り不要な繰り出し式は日常使いに便利。全体にぼかして使うには少し手間がかかるのが難点。
おすすめポイント
- ✓繰り出し式でシャープナー不要
- ✓価格以上の持続力
- ✓40色以上のシェード展開
がっかりポイント
- ✗乾燥気味で唇が荒れた状態だと引っかかることがある
- ✗全体なじみにはひと手間必要

アーバンディケイ 24/7 グライドオン リップペンシル
アーバンディケイ 24/7 グライドオンはその名の通り。高発色で、一度引くだけで不透明な色が乗り、セミマットに定着してから転写がほぼなくなる。ヌードから限りなく黒に近い色まで豊富に揃うため、ドラマティックなメイクには最適の選択肢だ。ただし定着が早く修正が難しいため、軽めのタッチで重ねて仕上げる技術が求められる。
おすすめポイント
- ✓一度塗りで強い発色
- ✓定着後の転写が少ない
- ✓ダークカラーを含む豊富なシェード展開
がっかりポイント
- ✗すぐに定着するため修正が難しい
- ✗やや太め芯で細いラインを引きにくい

MAC リップペンシル ブリック
MACのブリックは、他のブランドが苦手とするウォームテラコッタ系のカラーを最も自然に再現できる数少ないライナーの一つだ。質感はシャーロット・ティルバリーほど柔らかくなく、NYXほど乾燥していないちょうど中間。通常の職場での1日に耐える信頼性があり、MACの広大なシェードラインナップの中でも埋めにくいニッチを担っている。
おすすめポイント
- ✓他にないウォームテラコッタ系カラー
- ✓安定した中間テクスチャー
- ✓MACの豊富なシェードラインの一部
がっかりポイント
- ✗質感に特筆すべき点はなく、色の個性が主な魅力
- ✗定期的な削りが必要

e.l.f. ノーバジ リップライナー
e.l.f. ノーバッジはクリーミーな質感で、そのまま口紅代わりとして唇全体に使えるほどの仕上がりが600円前後とは思えないほどだ。重ねるとシアーから不透明に調整でき、指でぼかすのも容易。4〜5時間ほどで唇の中央が薄くなってくるが、もともとの価格帯を考えれば十分。シェード展開は他の商品と比べて少ないが、ヌードや赤は完成度が高い。
おすすめポイント
- ✓クリーミーな質感でリップカラー代わりにも使える
- ✓600円以下の高いコスパ
- ✓指でスムーズにぼかせる
がっかりポイント
- ✗ミドルレンジと比べてシェード展開が少ない
- ✗持続力は高価格帯に及ばない
リップライナー選びのポイント
毎朝使うライナーに求める条件はシンプルだ。折れずに細い先端に削れること、引っかからずにするりと描けること、少なくとも4時間は線が崩れないこと。この3点で候補は一気に絞られる。
5本を比較すると
シャーロット・ティルバリー リップチートはすべてのテストでトップクラスの結果を出した。ローズヌードの発色はほとんどの肌色で自然に見え、テクスチャーも唇全体に伸ばしてもよれない柔らかさだ。アーバンディケイ 24/7 グライドオンは対照的なアプローチで、発色と持続力に全振りしている。修正が難しいので、逆に言えば精度を求める人向け。
NYX スリムとe.l.f. ノーバッジは価格以上のパフォーマンスを持つ。NYXはCTより乾燥気味だが、ランチを通じてラインが崩れなかった点は印象的だった。e.l.f.はライナーとリップカラーの中間のような使い勝手の良さが特徴で、唇全体に乗せても違和感がない。MACのブリックは他のブランドが苦手なウォームテラコッタ系を得意とする一本だ。
まとめ
何でも使えるライナーを1本だけ選ぶなら、シャーロット・ティルバリー リップチートが価格に見合う価値を持つ。コスパ重視ならNYX スリムが5分の1のコストで8割のパフォーマンスを発揮する。夜のしっかりメイクで最後まで崩したくないなら、アーバンディケイを選ぶと間違いない。