モバイルWi-Fiルーター2026:旅先で使える5台
深夜にホテルのWi-Fiが落ちると、仕事の通話も動画も、家族とのビデオ通話も台無しになります。この記事では公開スペック、メーカー資料、第三者レビューをもとに5製品を比べてみました。
この比較は机上調査です。公開されているスペック、メーカーの技術資料、第三者によるレビューや計測結果を突き合わせて評価しました。
総合ベスト: Beryl AXはトランプ一組ほどの筐体に1.3GHzデュアルコアのMT7981Bを収めていて、その実力は数字にも出ています。WireGuard経由でも実測300Mbps前後が出るので、たいていのホテル回線より速いくらいです。GL.iNetアプリからの初期設定は3分もかからず、AdGuard Homeを有効にすればネットワーク内の全端末で広告をブロックできます。動作には電源かモバイルバッテリーが必要なので、外で使うなら容量のあるバッテリーと組み合わせてください。
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Beryl AXはトランプ一組ほどの筐体に1.3GHzデュアルコアのMT7981Bを収めていて、その実力は数字にも出ています。WireGuard経由でも実測300Mbps前後が出るので、たいていのホテル回線より速いくらいです。GL.iNetアプリからの初期設定は3分もかからず、AdGuard Homeを有効にすればネットワーク内の全端末で広告をブロックできます。動作には電源かモバイルバッテリーが必要なので、外で使うなら容量のあるバッテリーと組み合わせてください。
おすすめポイント
- ✓両バンドWi-Fi 6対応で複数端末でも快適
- ✓WireGuard/OpenVPNをハードウェア支援で内蔵
- ✓アプリ設定は簡単、上級者はOpenWrtをフル活用できる
がっかりポイント
- ✗セルラーモデム非搭載で上流回線が必要
- ✗VPNを長時間使うと本体が温かくなる

Tp Link M7200
約¥7,400のM7200は、余計な機能を省いた4G LTEモバイルルーターです。nano-SIMを挿して電源ボタンを押せば、30秒ほどで最大10台分のWi-Fiが立ち上がります。バッテリーは実使用で約8時間、丸一日の仕事には足ります。2.4GHz専用なのは明らかな弱点で、LTE Cat 6で速度上限も150Mbps前後ですが、メールやビデオ会議、ちょっとした動画視聴ならその天井に当たることはまずありません。
おすすめポイント
- ✓SIMフリーのnano-SIMスロットで世界中のキャリアに対応
- ✓88gと本当にポケットに収まるサイズ
- ✓micro-USB充電でケーブルの調達に困らない
がっかりポイント
- ✗2.4GHz帯のみで5GHz非対応
- ✗VPN・ゲストネットワーク・高度なルーティング機能なし

Solis Lite Wifi
Solis Liteが効いてくるのは、到着のたびに現地SIMを探さずに130か国以上を一台でカバーしたい場合です。SkyroamのeSIM基盤がローミングを裏で処理してくれて、欧州・アジアでの4G LTE実測は20〜40Mbps程度。ビデオ通話やそこそこの動画視聴には十分です。難点はデータ料金で、Skyroamの日単位・月単位プランは多くの国で現地SIMより1GBあたりかなり割高になります。手軽さの代金は確実に発生します。
おすすめポイント
- ✓現地SIMに差し替えずに130か国以上で使える
- ✓専用アプリで通信量の確認とプラン管理ができる
- ✓公称12時間の安定したバッテリー
がっかりポイント
- ✗現地SIMと比べて1GBあたりの単価が高い
- ✗Skyroamのプラン専用で他キャリアは選べない
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Gl Inet Slate Ax
Slate AXはBeryl AXと同じOpenWrt基盤とハードウェアVPN支援を持ちつつ、IPQ6000チップセットとやや高いCPUクロックのおかげで、比較テストではWireGuardのスループットがわずかに上回りました。USB-Aポートが2つある点も実用的で、4G USBドングルで回線のバックアップを取りながら、USBストレージを簡易NASとして使うといったことができます。2.4GHz帯がWi-Fi 6ではなくWi-Fi 5なのは確かにBeryl AXからの見劣りですが、ホテルや短期滞在の部屋ではほとんど気になりません。
おすすめポイント
- ✓USB-A×2で4Gドングルとストレージを同時に使える
- ✓ハードウェア支援VPN+OpenWrtのフルカスタマイズ
- ✓約¥13,400とBeryl AXより少し安い
がっかりポイント
- ✗2.4GHz帯はWi-Fi 5どまり
- ✗Beryl AXより本体が大きい
5,040mAhのバッテリーで約13時間動き、USB-Cポートから他の機器に給電もできます。実売約¥45,000という価格帯は、本当に大容量通信が必要な出張者やリモートワーカー向け。レジャー目的の旅行なら、GL.iNet Beryl AXが3分の1の価格で目的の9割を果たしてくれます。
おすすめポイント
- ✓5G Sub-6対応、エリア内では実測400Mbps超のダウンロード
- ✓2.5GbE有線ポートでノートPCを直結できる
- ✓13時間バッテリー+USB-Cパススルー充電
がっかりポイント
- ✗約¥45,000は年に数回の旅行には過剰
- ✗米国キャリア版はロックがありSIMの自由度が下がる
旅行用Wi-Fiルーター選びで見るべき点
旅のスタイルによって必要な機能はまったく違います。国をまたいで移動するノマドワーカーと、家族でキャンプ場を回る人とでは求めるものが別物です。ここではスペック表の数字に振り回されず、実際に現地で効いてくるポイントだけを整理します。
実際に比べてみて
セキュリティと自由度を重視するなら、GL.iNet Beryl AXが本命です。Wi-Fi 6、OpenWrtの完全なカスタマイズ性、ハードウェアVPN対応をすべて備えて約¥15,000(US$99前後)に収まるのは、この中ではこれだけです。5GHz帯以外の最新規格にこだわらないなら、¥1,500ほど安いGL.iNet Slate AXも僅差の対抗馬になります。
ルーターの設定に手間をかけず、回線ごと持ち歩きたい人にはTP-Link M7200が約¥7,400。基本を確実に押さえていて、ホテル一泊分より安く済みます。Solis Liteが生きるのは、Skyroamのグローバルプランが渡航先の現地SIMより本当に安く付く場合だけで、そうなる国は限られます。Netgear Nighthawk M5はハードとしては別格ですが、価格帯は法人向け。多くの旅行者にとっては、GL.iNet Beryl AXのほうが設定が早く、荷物にならず、しかも数分の一の価格で足ります。
よくある質問
トラベルルーターはSIMカードなしでも使えますか?▼
モバイルWi-Fiには何台まで接続できますか?▼
海外旅行にはモバイルルーターとトラベルルーター、どちらが向いていますか?▼
モバイルWi-Fiルーターは飛行機の中で使えますか?▼
GL.iNet Beryl AXとSlate AXは何が違いますか?▼
価格は変動します。最新の価格は販売サイトでご確認ください。
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